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国内120社以上の年金基金約2000億円、90%以上が資産消失、AIJ投資顧問は損失虚偽の疑いで、金融庁は業務停止処分

2012/2/24(金)am11:58

23日、AIJ投資顧問が運用する、国内120社以上から委託された年金基金約2000億円は、90%以上が運用資産を消失していることが証券等監視委員会の検査で分かった。委託された企業には、運用収益を上げていると虚偽報告をしていることが分かり、本日、金融庁は業務停止処分を行う方針を決めた。

AIJ投資顧問は、高利回りをうたい文句に、ヘッジファンド運用など、2007年以降急激に顧客数を増やし、昨年9月には、124社の企業年金から1984億円の資産を委託されていたという。実際には年金資産の運用失敗だけではなく、リーマンショック以降の資産損失の穴埋め流用も含まれる疑惑もあることから、これらを視野に本格的な調査に入るという。

独立系のAIJ投資顧問会社に、まんまと騙されました。そうでなくても企業年金は、不足していますから、今後が心配になりますね。

リーマンショック以降、ヘッジファンドや機関投資家など、プロの投資家が失敗している状況が続いているわけですから、昨年の欧州の信用不安が問題視されたころ、引き上げていれば、損失はなかったでしょうね。委託する年金担当者も素人ですから、おれおれ詐欺や未公開株詐欺にあった方と同じレベルですね。

高利回りの危険運用を年金委託会社が選んだわけですから、投資元本が0円になっても文句は言えないでしょうね。ただ焦点は、虚偽報告ですから、残った資産が保全されますので、みんなで少しづつ返してもらうしかありません。

ですから、利回りは良くありませんが、短期的には日本の国債が一番安心なのです。日本の銀行は、何の努力をしなくても、お客さんから預かったお金1兆円を、日本国債に投資すれば100億円ぐらいの利回りは得られるのです。そうすれば、1500人の行員の給与ぐらいは、確保できるのです。

一攫千金ではなく、ポートフォリオを組んで、最悪を想定した運用がなかなかできないのが人間の常というのでしょうか。この業界は、世界最大の債券投資会社PIMCOのビル・グロス氏のようにラスベガスで鍛えた博才(バクサイ:博打の才能)がないと、勤まらないのも事実です。学歴や人柄だけでは運用成績を出すとはできません。合理的で機械的な素早い判断と経験が必須条件です。

さて、為替が対円でユーロ107円とユーロ安になってきました。おそらくシカゴ通貨先物で大幅に売られていたユーロが、買い戻されているようですね。ユーロが買われてドルが売られ、対ドルで1.337ドルと、ドル安が続いています。

株式市場では、日経平均株価がテクニカルで25日移動平均線が、200日移動平均線を下から抜くゴールデンクロスとなりました。短期的には調整されても上昇傾向は続きそうですね。

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