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昨日の日経平均株価がキプロスショックで-340円と大幅下落したのは、大口投資家が日経225先物を大幅に売ったことが切っ掛けか・・

2013/3/19(火)am11:30

昨日のキプロスショックは、ユーロ圏財務相会合で、ユーロ圏がユーロ通貨高の流れを食い止めるため、作為的に金融ショックを与えたのではないかの見方もある。なぜならば、昨年の11月14日の野田解散宣言の1ユーロ100.8円から先週3月12日には125.6円まで+24.6%のユーロ高(円安)になり、ユーロ圏の信用不安から経済を立て直そうと思った矢先のユーロ高に、ショックを与えたかったのかもしれない。

日本ではアベノミクスの大胆な金融緩和をするアナウンスが流れ、米国では無制限に国債とMBSを買う金融緩和で、ユーロ圏17カ国は、ユーロ高が輸出などの経済再生に遅れが出ることを懸念した。

今まで、ユーロ圏財務相会合は、ユーロ圏の信用不安をいいことに、各国の主要通貨に対してユーロ安を平然と受け入れていたところがある。ユーロ通貨は過度なユーロ安(円高)に、やっと日本の政権が代わり正常に戻ってきた。日本からすれば1ユーロ120円台はまだ円高の領域だ。ユーロ圏側からすれば、対円で過度なユーロ安を黙認していただけに、ユーロ高(円安)に文句は言えない。

そんなことで、昨日の-340円の大幅下落の日経平均株価は、キプロスショックに便乗したクレディスイスをはじめとする大口投資家が、日経225先物を大幅に売り仕掛けをしたためだ。その結果225先物は、12170(-320)円で引けた。6月限先物でクレディスイス-5500枚、野村-2900枚、ドイツ証券-2400枚などが売り込まれたため、裁定取引の関係で現物株が売られ、期末で利益確定売りを大きく誘い、大幅下落したものとみられる。もちろん買いでは、ABNアムロ+4200枚、ニューエッジ+3300枚などもあるが、とにかくショックが広がった。

しかし、本日は、キプロスショックも一時的との判断で、為替が1ユーロ124円台、1ドル95.6円台に戻り、日経225先物も寄りつきから大幅に買い戻された。そのため、日経平均株価は大幅反発している。前場は、12467(+246)円の大幅高で引けた。

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